もくじ
雨漏りの原因を作らないように、ルーフドレンの設置を
ベランダや屋上は、屋内に水が浸入してこないように、防水処理をされていることがほとんどです。
モルタル防水、シート防水、アスファルト防水など、色々なタイプの防水の工法がありますが、
一様に屋内への浸水を防止する機能を持っています。
そして、ベランダや屋上は、基本的に水槽のような形をしていますので、水が抜ける箇所を
作ってあげないと、雨が降ることですぐにあふれるほど水が溜まってしまいます。
そのため、ベランダや屋上には必ず、水を流すための排水口が設けられています。
排水口は、ただ穴を開けておくだけでは、ゴミが流れていって排水管を詰まらせたり、
防水層との取り合いが上手くいかずに、屋内に水を進入させてしまいます。
それらを防ぐための排水口用の金具が、ルーフドレンという金物です。
上記のように、防水には色々なタイプの工法があります。また、建物の構造も、鉄筋コンクリートや
木造、また鉄骨にサイディングを張ったものやALCを張ったもの等、色々なタイプがあります。
それぞれの防水や建物のタイプに合わせて、ルーフドレンも様々なタイプが販売されています。
それぞれの状況に適応したルーフドレンを選ばないと、雨漏りの原因になりかねず、大問題に
発展することもありえます。しっかりと把握して、ルーフドレンを選択してください。
ルーフドレンの材質を選ぶ
ルーフドレンの材質は、鋳鉄製、アルミニウム鋳鋼製、ステンレス製、ステンレス鋳鋼製、
樹脂製等、様々な種類があります。コストや使用場所の状況に応じて選択して下さい。
使用される場所を選ぶ
ルーフドレンは、雨水排水用という性質上、使用される場所がほぼ決まっています。
屋上、バルコニー、外廊下、庇屋根、廊下、外階段踊場等です。それぞれに適応した
形状のドレンが揃っています。
防水の工法から選ぶ
上記のように、防水には色々なタイプの工法があります。それらに合わせてドレンも
種類が分かれていますが、主に「アスファルト防水、シート防水、FRP防水」に使用するタイプと
「塗膜防水、モルタル防水」に使用するタイプに分けられます。
使用される防水の工法がどのタイプか、把握して選択して下さい。
建物の構造から選ぶ
建造される建物の構造によって、使用されるドレンが違ってきます。
RC造、SRC造、S造、木造など、それぞれの構造に合わせて様々なタイプが揃っています。
排水形式を選ぶ
屋上やバルコニーから排水管を通って排水されるのですが、そのパイプをまず下へ向けるか、
または横へ向けるか、それによって「タテ引き」と「ヨコ引き」のタイプに分かれます。
その際、タテ引きを選ぶ場合はスラブ厚を、ヨコ引きを選ぶ場合には壁厚を、
それぞれ把握しなくてはなりません。特に先付け工法で打込型を選択する場合には、
これらの厚みからスペーサーの長さが決まりますので、注文時にはスラブ厚や壁厚を確認して下さい。
以上のように、ルーフドレンを購入する際には、取付けられる使用場所の情報をいくつか
把握しなければなりません。少々面倒ではありますが、これを怠ると、雨漏りの原因を
作ってしまうことになりかねません。ご注意ください。
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文責:加藤