SUGIFESに行ってきました!(後編)
SUGIFES2016のメーカー紹介の後編です。
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続いてはシマブンです。シマブンは1871年創業の、樹脂グレーチングや排水ユニット、ステンレス製鏡などを製造しているメーカーです。
シマブンで目を引いたのは、木製のグレーチングです。グレーチングといえば、基本的に水周りで使用しますので、木製だと腐食しやすくあまり適さないのではないかと感じられると思います。
シマブンの社長の島氏は、もちろんその懸案はご承知で、産学連携で腐りにくい木材の開発をされたということでした。
さほど遠くないうちに旅館のお風呂場などで、シマブンの木製グレーチングをたくさん見かけるようになるのではないでしょうか。とても楽しみです。
最後は田中金属です。田中金属は、カーテンボックスを始め、ルーバーや庇、スパンドレルなどのアルミ製品を主に製造している、創業1924年創業のメーカーです。
田中金属で目を引いたのは、施工性を向上させたカーテンボックスです。通常、カーテンボックスは、躯体から吊ボルトを下ろして、それに取り付けます。そのため、高さや位置が出しづらいことがあって、施工に時間が掛かってしまうことがよくあります。
その状況を解消するため、壁に下地レールを取り付けて、そこにカーテンボックスの本体を引っ掛けて仮止めする、という工法の商品を開発された、ということです。
<田中金属 ボックスレールノービス工法>
この製品は従来品に比べて、高さと位置が簡単に決まるので、短時間で施工することができ、その分、施工の単価も下がり、コストダウンが図れます。
全ての場面で使用できるわけではありませんが、多くの場面でその威力が発揮されると思います。
まだ正式発売はされていないようですが、近いうちに発売されるとのことです。
毎回、色々な興味深い製品が各メーカーから出展されるので、杉田エースの展示会SUGIFESは非常に楽しみな展示会の1つです。
杉田エースの製品は、基本的に全て取り扱っていますので、サイトに掲載されていない製品であってもお気軽にお問い合わせ下さい。