陳列棚に限らないことですが、これから金物を取り付けて棚を作ろうする場所が、どんな状況なのか、まず把握することが必要です。
棚を取り付ける場所の天井までの高さ、壁と壁の間の距離(巾)、壁の状況などです。
これらは、チャンネルサポートなどの棚柱の長さや棚受ブラケットなどの個数の指針になります。
また、壁の状況によっては何かしらの加工が必要になる場合もあります。
まず現状を把握しましょう。
現状が把握できたら、どんな棚を何段作るかを決定して、それに合った部材を選びます。
棚をガラスで作るのか木で作るのか、また、水平にするのか傾斜にするのか、はたまた棚ではなくハンガー掛けパイプを付けるのか。
棚の高さはいくつにするのか、棚の巾はいくつにするのか、棚の奥行きはいくつにするのか、段数はいくつ作るのか。把握した情況や、棚に載せるモノの数や種類、重量によって、それらは決まってきます。
そして、決めた寸法や数にしたがって、チャンネルサポートやブラケットを選びます。
ロイヤルの陳列棚のシステムは、後で棚が追加できるので、使いながら増やすのも良いのですが、まずはどんな棚を作りたいのか、決定します。
最後に、素材や仕上げを決定します。素材は大多数が、スチールで、一部がアルミとステンレスです。
湿度が高い場所等、腐食がしやすいなどの状況でなければ、スチールを選んでいただいて問題ないと思います。
スチールは、生地のモノのありますが、大半がメッキされています。
クローム、Aニッケルサテン、APゴールドが基本の色になります。
また製品によっては、受注色として、Aブラスサテン、Aブロンズ、Aホワイト、Aブラック、鉄地グレー、ショットシルバーが用意されています。
日塗工の色指定で塗装が可能な製品もあります。
店舗で頻繁に使用されるロイヤルの製品においては、色等の仕上げは、非常に重要な要素かと思われます。
使用される場所の雰囲気に合わせてお選び下さい。
以上が商品陳列棚を作る際の、AAシステムの製品の選び方です。コレが唯一の正解というわけではありませんが、製品選択の指針にはなるかと思います。
ロイヤルでは、色々な状況や好みに合わせて、非常に多くの種類の製品が用意されています。
ご希望の製品がきっと見つかるかと思います。
色々な製品を見て頂いて、ご購入下さい。
不明な点がありましたら、ご遠慮なく、加藤金物までお尋ね下さい。
皆様のご連絡をお待ちしております。