シロクマでは、建築金物、家具金物、建具金物等々、様々な製品を製造販売していますが、バリアフリーが声高に叫ばれている昨今では、手摺関連の製品に特に力を入れています。
最近の建物は、バリアフリー化が進んでいるため、段差がだいぶ減少しています。とは言っても、段差がない建物はなく、様々な場所で手摺の取り付けが不可欠になっています。
ですから今回は、シロクマの手摺製品について、その選び方をご紹介していきます。
手摺の必要な場所は、多岐に渡ります。屋外なのか屋内なのか。階段なのか、傾斜したスロープなのか、水平な場所なのか。
また玄関やお風呂場でも、手摺は非常に重要な役割を果たしています。
転倒する可能性のある場所には、必ず手摺が付き物だということを常に意識して下さい。
また、屋外でも屋内でも、頻繁に水にさらされる場所の場合、そのことを考慮して手摺を選ばなくてはなりません。
その点も常に意識する必要があります。
ある場所に手摺を取り付ける場合、その場所の状況が非常に重要になってきます。
どんなモノであっても、取り付ける場所の状況は重要なのですが、手摺の場合は、人間の体重を直接支える働きをするので、その取り付け場所の状況が他のモノに比べて特に重要になってきます。
取り付ける場所が、木製や金属製やコンクリート製の場合は、さほど問題はないのですが、ALC製や石膏ボード製の場合は、注意が必要です。
ALCや石膏ボードにモノを取り付ける場合、専用のビスやアンカーを使用して取り付けることが可能は可能なのですが、ALCや石膏ボードに取り付けたビスやアンカーは、振動によって緩む可能性が他の場合に比べて高いのです。
ですので、人間の体重を直接支える手摺を取り付ける場合は、出来るだけALCや石膏ボードの向こう側の、下地材にビスやボルトを効かせることをオススメします。
手摺の取り付けは、大げさなことを言えば、命にも関わることですから、より慎重に進めていただきたいと思います。
取り付ける場所が決まって、状況を把握できたら、あとはどんな形でどんな色の手摺にするか、考えます。
シロクマには、非常にたくさんの種類の手摺材や手摺受け金物が販売されています。たくさんありすぎて、迷ってしまうかもしれません。
取り付ける場所の壁や、周りの建具や家具の形や色、また全体の雰囲気等、色々な要素を考慮して、選んでください。